FX入門

上昇トレンド継続のパターン

上昇トレンド継続のパターン

ダブルボトムは、さきほど説明したダブルトップの逆パターンです。こちらはアルファベットの「W」の形に見えます。
相場が底値に入るあたりで出現し、底が2つあるチャートのパターンです。ネックラインは、相場が下落し底値(一番底)のサポートライン(支持線)で跳ね返され一度上昇し、再び下落しようとしたと辺りになります。

この項目では継続のパターン(コンテニュエーション・パターン)について触れていきます。
継続パターンは反転パターンと比較して、短期的に形成されます。
継続パターンは反転パターンとは違い、現行のトレンドの一時的な調整に過ぎず、
通過してしまえば再び元の動きに戻るという性質から時間を要しないという見方もあります。
ただ、あくまでもそういった傾向があるという程度に過ぎず絶対的なものではないという事は頭に入れておかなくてはなりません。

三角保合い(トライアングル)

今回は継続パターンの中でも、三角保合い(トライアングル)についてご紹介します。
三角持ち合いには、対称の三角(シンメトリカル),上昇の三角(アセンディング),下降の三角(ディセンディングの3種類が存在します。
似ているパターンではありますが、異なった意味合いを持ちますので見極めなければなりません。
また、このパターンもやはりトレンドの途中で形成されるということがポイントです。
まずは対象の三角を確認します。


三角の形を形成するようにチャートの波が徐々に弱まっていく形が確認できます。
波の高い点と安い点から伸びる2本のラインでちょうど三角形ができることから三角保合い(トライアングル)の名で知られています。
三角保合いは頂点にたどり着く前に、ブレイクされて初めてパターンとして完成します。
三角保合いも取引量の増減に注目しなければなりません。
取引量は2本のラインが狭まるにつれて減少し、ラインを割ったところから再び増加していることがわかります。 上昇トレンド継続のパターン
通常、三角の先に行くにつれて取引量が減少する傾向がありますのでひとつの判断として覚えておいた方がいいでしょう。



こちらは三角の底辺の部分の幅をブレイク後の下落率として目標にすることができます。上昇の場合も同じです。
もうひとつの方法として、下のチャートにある通りトレンドから予測できる平行線の下値を目標にすることが可能です。
上記のチャートでは、三角保合いを下方向に抜けた後一時的な戻りを見せておりますが下降トレンドの上値ラインに振れた後、大幅に下落していることが確認できます。
三角保合いは継続のパターンである為本来のトレンドを継続させようとするチカラが強く働きます。
また、三角保合いを使った分析にはタイムリミットがあります。
当然のようにも聞こえますが、チャートが頂点の部分に届く前にブレイクすることがリミットという事になります。


強気のトライアングルは上辺が水平であり、下辺が上昇していることが条件です。
これは上辺での売り圧力が一定であることに対し、下辺の買い圧力は徐々に高まってきていることを示しています。
つまり市場は強気であり上方にブレイクする可能性が高いと言えます。
チャートではブレイク後に一度戻しが入っています。
しかし、この戻しによる取引量は圧倒的に少なく方向を曲げるようなチカラがないことがわかります。


上昇トレンド継続のパターン

弱気の三角保合いでは強気とは真逆で下辺が水平、上辺が減少傾向となっています。
これは買い圧力は下辺で一定であることに対し、上辺は売り圧力が強く上値が切り下がってきている状況を示しています。
一度下辺をブレイクするとその後からは、再び下落のトレンドを継続させることになります。
目標価格も強気の三角保合いと同様です。


ブロードニング・フォーメーション


このパターンは時間の経過とともに価格幅が広がり、三角が拡大していくような形となります。
三角保合いでは、三角の頂点に近付くにつれて取引量が減少していきましたが、こちらでは増加していく傾向にあります。
これはマーケットが恐怖に支配されており異常な事態にあることを示しています。

ブロードニングは価格の動きからトレンドの騙しと捉えることが可能であり、形成途中で判断することは困難です。
上記のチャートであれば最後の上昇は上昇トレンドの継続と捉えても不思議ではありません。 上昇トレンド継続のパターン
ここもやはり、取引量という観点に目を向けることで売りの取引量が大幅に増加していることから、上昇後の調整ではないという事を汲み取らなければなりません。

ダイアモンド・フォーメーション

ダイアモンド・フォーメーションはブロードニング・フォーメーションと同様に相場の天井付近で現れます。
ただ、こちらも比較的に珍しいパターンであり頻繁に確認できるわけではありません。
下記チャートがダイアモンド・フォーメーションの一例です。


ダイアモンドといってもひし形のパターンでチャート上に現れます。
これは言い換えると先程まで見てきたブロードニングと三角保合い(シンメトリカル・トライアングル)の組み合わせとなります。
取引量を確認すると各々のパターンと同様の推移を示していることがわかります。
つまり、前半の拡大期では徐々に取引量が増加し後半の縮小期では取引量が減少するということです。
そして最後の転換が始まると取引量が急激に増加し、これまでのトレンドが瓦解していることがわかります。
このことからダイアモンド・フォーメーションは継続パターンというより、反転パターンとして現れます。

上記チャートでは後半の三角保合いが下に割れてから、僅かに戻しが入っていることが確認できます。
しかし、この戻しも上昇の勢いは弱く三角保合いのトレンドラインが抵抗線となり弾かれています。
また、ダイアモンドは弱気相場での継続パターンとしても見受けられます。


フラッグ・ペナント パターン

この節ではフラッグ・パターンとペナント・パターンを見ていきます。
先ほどのブロードニングやダイアモンドは比較的に珍しいパターン形成でしたが、フラッグやペナントは先物市場の中でよく見受けられます。
今回紹介する2つは形こそ違いますが、パターンが発生するタイミングや取引量の推移などから同じものであるとも言われています。
フラッグとペナントは急激な上昇の一時休憩としての動きである為、チャートでは直線に近い値動きの途中で確認されます。


フラッグ・パターンは上昇の途中で右下がりの平行四辺形で現れます。
下降トレンドへの転換のようにも見えますが上の抵抗線を破ってからが、元の上昇トレンドの継続の合図となり再び上昇に戻ります。
上記チャートでは右肩下がりの途中で取引量が突出している部分がありますが、一般的には三角保合いと同様に取引量は徐々に低下していきます。


一方でペナント・パターンは上昇の途中に現れる三角保合いの形をとります。
取引量はフラッグ・パターンと同じです。
ペナントは通常の三角保合いと違い比較的に短期間での形成と言われています。
通常の三角保合いでは日足でも月足でも確認がとれますが、ペナントの場合は形成とブレイクが3週間程度と短く設定されています。


くさび(ウェッジ・フォーメーション)

くさび(ウェッジ・フォーメーション)は三角保合いとよく似ており、このパターンもトレンドの継続を意味しています。 上昇トレンド継続のパターン
通常の三角保合いとの違いは上向きか下向きかに傾いている事と、1ヶ月から3ヶ月ほどの中期のトレンドの中で発生するという事です。
上昇トレンドの場合は上昇途中で下向きのくさびが現れ、下降トレンドの場合は途中で上向きのくさびが現れます。


上記チャートは週足チャートです。
このケースではくさびの3分の2ぐらいの地点で下方向に抜けています。
くさび(ウェッジ・フォーメーション)が三角保合い(トライアングル)と異なる点は、くさびの場合はパターンの頂点までたどり着いてもまだ有効であるという点です。 上昇トレンド継続のパターン
取引量の推移に関しては三角保合いと同様です。
くさびは時に天井や底で反転パターンとして確認される場合もありますが、そういったケースで現れることは極めて稀と言われています。

レクタングル・フォーメーション



上記チャートでは下降トレンドの途中でレクタングルが発生し、下の抵抗線が抜けたところから再び下降が始まっていることがわかります。
また、抜けた後に上昇の戻しが入っていますがレクタングルの支持線が抵抗線に変わり弾かれていることが確認できます。
ただ、このレクタングルのパターンは途中でトリプルボトムや逆ヘッド・アンド・ショルダーのようなパターンに変わり反転しかねない為、注意が必要です。
では、どうやってそれを判断していけばよいでしょうか?

それは取引量を見ることによって判断できます。
レクタングルのパターンでは一定のレンジ内で上下を繰り返しますが、どちらの方向へ動くときに取引量が増加するのかに注目する必要があります。
上記チャートではやはり下落時(赤いバー)に増加していることがわかります。
なお、三角保合いやフラッグ・パターンとは違い取引量が終わりに向けて減少するという事にはなりません。

FX初心者が覚えるべきトレンドサイン、酒田五法のローソク足分析パターン

FX初心者が覚えるべきトレンドサイン、酒田五法のローソク足分析パターン

###


ダブルボトムは、さきほど説明したダブルトップの逆パターンです。こちらはアルファベットの「W」の形に見えます。 上昇トレンド継続のパターン
相場が底値に入るあたりで出現し、底が2つあるチャートのパターンです。ネックラインは、相場が下落し底値(一番底)のサポートライン(支持線)で跳ね返され一度上昇し、再び下落しようとしたと辺りになります。

###

###


トリプルトップの反対である逆三尊(トリプルボトム)です。3度目の底値をネックライン割れから今度は買いエントリーとなります。

###


先ほどご紹介したトリプルトップの真ん中の頂点が左右よりも高い位置を取るのがヘッド&ショルダートップ(三尊)です。
ヘッド&ショルダーも同様に相場が反転・下落するサインとなります。真ん中のトップを「ヘッド=頭の部分」、左右のトップを「ショルダー=肩」に見立てているので、この名称が付けられています。

###


ヘッド&ショルダートップの反対で、相場が底打ちして反転・上昇のサインとなります。ネックラインを抜けたら、買いでエントリーするパターンになります。

###


ウェッジとは英語の「Wedge」、つまり「くさび」を意味しています。チャートパターンが上値も下値も徐々に切り上げていき、まるでくさびを打つような形を形成していくことからこの名称が付けられています。
最終的には上値の上昇の勢いが止まり、ネックラインを割れてくると買い勢力は売り、さらに売り勢力も加わってくるので激しく下落していきます。

###


上昇ウェッジの反対パターンです。ただし、上記の図とは違いネックラインから上昇せずに下に落ちてくる場合もあります。
もし、心配なら短い時間足で戻りを待ってからエントリーすると「ダマシ」に遭う確率を少し下げることができるでしょう。

###


ペナントは英語で「(三角形の)旗」を意味しており、まさにチャートパターンがその形をしていることから名づけられています。上値も下値も徐々に切り下がって狭くなっていき、やがて上方向あるいは下方向に抜けていきます。
ただし、上記のチャート例のように相場が上昇の途中でペナントが現れると、その後のブレイクは同じように上昇を継続することのほうが多く見られます。

###


ペナント同様に「旗」という名称が付けられているのが、「フラッグ(Flag)」です。ペナントと異なるのは、上値も下値も下降しながら、最終的にブレイクするというチャートパターンが形成されることです。
レジスタンスライン抜けから買いでエントリーする戦略が有効です。
上昇フラッグは、上がり続けた相場がいったんどこかの節目で、それまで買っていた勢力の利益確定売りが入って徐々に下がり始め、価格が切り下がったところで今度は新規の買いが入り、ライン抜けで再び上昇を継続させた形になります。

###


上昇フラッグの真逆の値動きです。サポートラインを抜けから売りでエントリーします。
これら上記で解説したさまざまなチャートのパターンはトレンド転換時に出現しやすいため、多くのトレーダーが「トレンド転換のサイン」として理解しているものです。しかし、必ずトレンド転換するわけではないので、トレンドが変わる可能性が高いと意識する程度にしておくと良いでしょう。

FXで使える酒田五法のローソク足分析パターン

###


ここまでローソク足の基本的な種類や意味についてお伝えしてきました。

外国為替情報・株式・債券相場予測のワカバヤシFXアソシエイツ

Produced by WAKABAYASHI FX ASSOCIATES あなたが選ぶ、あなたのための投資情報「ワカバヤシ FX アソシエイツ」

<<週足分析>>
当面の高値(131.35円)を付けて以降、「リバーサルパターン」が発生したものの、
上値レジスタンスであった前週の高値をブレイクして以降、堅調な展開に戻ったまま。
また、スーパーボリンジャー上は、本格上昇トレンド局面の条件は満たしたまま。
今後も、終値と下値サポートである+1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が+1σラインをキープするかぎり本格上昇トレンド継続となる一方、
終値が同ラインを下回る場合、週足ベースでも調整反落局面入りする点には注意。

<<日足分析>>
本格上昇トレンド局面。
終値と+1σラインとの関係を注視したい場面。
すなわち、終値が+1σラインを上回るかぎり本格上昇トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを下回ると調整反落局面入りする。
終値が+2σラインを上回って以降、上方に放れた格好。
尚、「リバーサルパターン」の発生には注意して臨みたい。
「リバーサルパターン」の条件は、反落の場合、(1)1本前の安値をブレイクすること、
(2)終値が+2σラインを下回ること、の両方を満たすこと。

<<4時間足分析>>
調整反落局面と緩やかな上昇トレンド局面が併存。
すなわち、終値がセンターラインを下回るまでは、緩やかな上昇トレンド局面が続き、
終値が+2σラインを上回るまでは、調整反落局面シナリオが残る。
買いシグナル、及び、赤色スパンの順行パターンの買いサイン点灯中。

<<1時間足分析>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
カウンタートレーディングの基本戦略としては、+1σラインから+2σラインにかけて
の価格帯は戻り売りゾーン、-1σラインから-2σラインにかけての価格帯は押し目
買いゾーンとなる。
尚、トレンド発生の際の「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる、もしくは、下放れる、
2)終値が+2σラインの上方にて引ける、もしくは、-2σラインの下方にて引ける、
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言う)、
4)遅行スパンがローソク足のみならず、+-2σラインをブレイクすること、
等々。
尚、遅行スパンの「同期性」にも注目。
「遅行スパンの同期性」とは、遅行スパンの上げ下げのリズムと、ローソク足の上げ下げ
のリズムがほぼ一致すること。
買いシグナル、及び、赤色スパン陽転の順行パターンの買いサイン点灯中。

<<週足>>
調整反騰局面と緩やかな下落トレンド局面が併存中。
すなわち、終値がセンターラインを上回るまでは、緩やかな下落トレンド局面が続き、
終値が-2σラインを下回るまでは、調整反騰局面シナリオが残る。
「リバーサルパターン」が発生して以降、底堅く堅調に推移しやすい地合いと読む。
「リバーサルパターン」の条件は、反騰の場合、(1)1本前の高値をブレイクすること、
(2)終値が-2σラインを上回ること、の両方を満たすこと。

<<日足分析>>
調整反落局面。
終値がセンターラインを下回ったことで、緩やかな上昇トレンド局面シナリオが消滅。

<<4時間足分析>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。

<<1時間足分析>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の順行パターンの売りサイン点灯中。

<<週足>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
尚、遅行スパンは、安値を付けたローソク足を通過して以降、底堅い地合い継続中。

<<日足分析>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の逆行パターンの買いサインが再点灯中。
ただし、逆行パターンの買いサイン点灯時の最終ターゲットである+2σラインに
到達済み。

<<4時間足分析>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の順行パターンの売りサイン点灯中。

<<1時間足分析>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の順行パターンの売りサイン点灯中。

<<週足>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
尚、「リバーサルパターン」が発生して以降、底堅い地合いと読む。 上昇トレンド継続のパターン
「リバーサルパターン」の条件は、反騰の場合、(1)1本前の高値をブレイクすること、
(2)終値が-2σラインを上回ること、の両方を満たすこと。
一方、売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の順行パターンの売りサインが点灯中。

<<日足分析>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
カウンタートレーディングの基本戦略としては、+1σラインから+2σラインにかけて
の価格帯は戻り売りゾーン、-1σラインから-2σラインにかけての価格帯は押し目
買いゾーンとなる。
尚、トレンド発生の際の「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる、もしくは、下放れる、
2)終値が+2σラインの上方にて引ける、もしくは、-2σラインの下方にて引ける、
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言う)、
4)遅行スパンがローソク足のみならず、+-2σラインをブレイクすること、
等々。

<<4時間足分析>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の逆行パターンの買いサインが点灯中。
尚、逆行パターンの買いサイン点灯時の最終ターゲットである+2σラインには
一旦ほぼ到達済み。

<<1時間足>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
赤色スパン陰転の逆行パターンの買いサイン点灯中。

本レポートは信頼出来ると思われる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、信頼性、安全性を保証するものではありません。ここに示した全ての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本レポートは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。本レポートにて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。当社は、本レポートの論旨と一致しない他のレポートを発行している、或いは今後発行する場合があります。本レポートの利用に際してはお客様ご自身でご判断下さいますようお願い申し上げます。当社は、本レポートの利用に起因するお客様の直接的または間接的損失及び損害について一切の賠償に応じません。本レポートは当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社事前の承諾なく、本資料の全部もしくは一部を引用または複製、転送等により使用することを禁じます。Copyright Wakabayashi FX Associates Co., Ltd. All rights reserved.

この項目では継続のパターン(コンテニュエーション・パターン)について触れていきます。
継続パターンは反転パターンと比較して、短期的に形成されます。
継続パターンは反転パターンとは違い、現行のトレンドの一時的な調整に過ぎず、
通過してしまえば再び元の動きに戻るという性質から時間を要しないという見方もあります。
ただ、あくまでもそういった傾向があるという程度に過ぎず絶対的なものではないという事は頭に入れておかなくてはなりません。

三角保合い(トライアングル)

今回は継続パターンの中でも、三角保合い(上昇トレンド継続のパターン トライアングル)についてご紹介します。
三角持ち合いには、対称の三角(シンメトリカル),上昇の三角(アセンディング),下降の三角(ディセンディングの3種類が存在します。
似ているパターンではありますが、異なった意味合いを持ちますので見極めなければなりません。
また、このパターンもやはりトレンドの途中で形成されるということがポイントです。
まずは対象の三角を確認します。


三角の形を形成するようにチャートの波が徐々に弱まっていく形が確認できます。
波の高い点と安い点から伸びる2本のラインでちょうど三角形ができることから三角保合い(トライアングル)の名で知られています。
三角保合いは頂点にたどり着く前に、ブレイクされて初めてパターンとして完成します。
三角保合いも取引量の増減に注目しなければなりません。
取引量は2本のラインが狭まるにつれて減少し、ラインを割ったところから再び増加していることがわかります。
通常、三角の先に行くにつれて取引量が減少する傾向がありますのでひとつの判断として覚えておいた方がいいでしょう。



こちらは三角の底辺の部分の幅をブレイク後の下落率として目標にすることができます。上昇の場合も同じです。
もうひとつの方法として、下のチャートにある通りトレンドから予測できる平行線の下値を目標にすることが可能です。
上記のチャートでは、三角保合いを下方向に抜けた後一時的な戻りを見せておりますが下降トレンドの上値ラインに振れた後、大幅に下落していることが確認できます。
三角保合いは継続のパターンである為本来のトレンドを継続させようとするチカラが強く働きます。
また、三角保合いを使った分析にはタイムリミットがあります。
当然のようにも聞こえますが、チャートが頂点の部分に届く前にブレイクすることがリミットという事になります。


強気のトライアングルは上辺が水平であり、下辺が上昇していることが条件です。
これは上辺での売り圧力が一定であることに対し、下辺の買い圧力は徐々に高まってきていることを示しています。
つまり市場は強気であり上方にブレイクする可能性が高いと言えます。
チャートではブレイク後に一度戻しが入っています。
しかし、この戻しによる取引量は圧倒的に少なく方向を曲げるようなチカラがないことがわかります。



弱気の三角保合いでは強気とは真逆で下辺が水平、上辺が減少傾向となっています。
これは買い圧力は下辺で一定であることに対し、上辺は売り圧力が強く上値が切り下がってきている状況を示しています。
一度下辺をブレイクするとその後からは、再び下落のトレンドを継続させることになります。
目標価格も強気の三角保合いと同様です。


ブロードニング・フォーメーション


このパターンは時間の経過とともに価格幅が広がり、三角が拡大していくような形となります。
三角保合いでは、三角の頂点に近付くにつれて取引量が減少していきましたが、こちらでは増加していく傾向にあります。
これはマーケットが恐怖に支配されており異常な事態にあることを示しています。

ブロードニングは価格の動きからトレンドの騙しと捉えることが可能であり、形成途中で判断することは困難です。
上記のチャートであれば最後の上昇は上昇トレンドの継続と捉えても不思議ではありません。
ここもやはり、取引量という観点に目を向けることで売りの取引量が大幅に増加していることから、上昇後の調整ではないという事を汲み取らなければなりません。

ダイアモンド・フォーメーション

ダイアモンド・フォーメーションはブロードニング・フォーメーションと同様に相場の天井付近で現れます。
ただ、こちらも比較的に珍しいパターンであり頻繁に確認できるわけではありません。
下記チャートがダイアモンド・フォーメーションの一例です。


ダイアモンドといってもひし形のパターンでチャート上に現れます。
これは言い換えると先程まで見てきたブロードニングと三角保合い(シンメトリカル・トライアングル)の組み合わせとなります。
取引量を確認すると各々のパターンと同様の推移を示していることがわかります。
つまり、前半の拡大期では徐々に取引量が増加し後半の縮小期では取引量が減少するということです。
そして最後の転換が始まると取引量が急激に増加し、これまでのトレンドが瓦解していることがわかります。
このことからダイアモンド・フォーメーションは継続パターンというより、反転パターンとして現れます。

上記チャートでは後半の三角保合いが下に割れてから、僅かに戻しが入っていることが確認できます。
しかし、この戻しも上昇の勢いは弱く三角保合いのトレンドラインが抵抗線となり弾かれています。
また、ダイアモンドは弱気相場での継続パターンとしても見受けられます。

上昇トレンド継続のパターン

フラッグ・ペナント パターン

この節ではフラッグ・パターンとペナント・パターンを見ていきます。
先ほどのブロードニングやダイアモンドは比較的に珍しいパターン形成でしたが、フラッグやペナントは先物市場の中でよく見受けられます。
今回紹介する2つは形こそ違いますが、パターンが発生するタイミングや取引量の推移などから同じものであるとも言われています。
フラッグとペナントは急激な上昇の一時休憩としての動きである為、チャートでは直線に近い値動きの途中で確認されます。


フラッグ・パターンは上昇の途中で右下がりの平行四辺形で現れます。
下降トレンドへの転換のようにも見えますが上の抵抗線を破ってからが、元の上昇トレンドの継続の合図となり再び上昇に戻ります。
上記チャートでは右肩下がりの途中で取引量が突出している部分がありますが、一般的には三角保合いと同様に取引量は徐々に低下していきます。


一方でペナント・パターンは上昇の途中に現れる三角保合いの形をとります。
取引量はフラッグ・パターンと同じです。
ペナントは通常の三角保合いと違い比較的に短期間での形成と言われています。
通常の三角保合いでは日足でも月足でも確認がとれますが、ペナントの場合は形成とブレイクが3週間程度と短く設定されています。


くさび(ウェッジ・フォーメーション)

くさび(ウェッジ・フォーメーション)は三角保合いとよく似ており、このパターンもトレンドの継続を意味しています。
通常の三角保合いとの違いは上向きか下向きかに傾いている事と、1ヶ月から3ヶ月ほどの中期のトレンドの中で発生するという事です。
上昇トレンドの場合は上昇途中で下向きのくさびが現れ、下降トレンドの場合は途中で上向きのくさびが現れます。


上記チャートは週足チャートです。
このケースではくさびの3分の2ぐらいの地点で下方向に抜けています。
くさび(ウェッジ・フォーメーション)が三角保合い(トライアングル)と異なる点は、くさびの場合はパターンの頂点までたどり着いてもまだ有効であるという点です。 上昇トレンド継続のパターン
取引量の推移に関しては三角保合いと同様です。
くさびは時に天井や底で反転パターンとして確認される場合もありますが、そういったケースで現れることは極めて稀と言われています。

レクタングル・フォーメーション



上記チャートでは下降トレンドの途中でレクタングルが発生し、下の抵抗線が抜けたところから再び下降が始まっていることがわかります。
また、抜けた後に上昇の戻しが入っていますがレクタングルの支持線が抵抗線に変わり弾かれていることが確認できます。
ただ、このレクタングルのパターンは途中でトリプルボトムや逆ヘッド・アンド・ショルダーのようなパターンに変わり反転しかねない為、注意が必要です。
では、どうやってそれを判断していけばよいでしょうか?

それは取引量を見ることによって判断できます。
レクタングルのパターンでは一定のレンジ内で上下を繰り返しますが、どちらの方向へ動くときに取引量が増加するのかに注目する必要があります。
上記チャートではやはり下落時(赤いバー)に増加していることがわかります。
なお、三角保合いやフラッグ・パターンとは違い取引量が終わりに向けて減少するという事にはなりません。

外国為替情報・株式・債券相場予測のワカバヤシFXアソシエイツ

Produced by WAKABAYASHI FX ASSOCIATES あなたが選ぶ、あなたのための投資情報「ワカバヤシ FX アソシエイツ」

<<週足分析>>
当面の高値(131.35円)を付けて以降、「リバーサルパターン」が発生したものの、
上値レジスタンスであった前週の高値をブレイクして以降、堅調な展開に戻ったまま。
また、スーパーボリンジャー上は、本格上昇トレンド局面の条件は満たしたまま。
今後も、終値と下値サポートである+1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が+1σラインをキープするかぎり本格上昇トレンド継続となる一方、
終値が同ラインを下回る場合、週足ベースでも調整反落局面入りする点には注意。

<<日足分析>>
本格上昇トレンド局面。
終値と+1σラインとの関係を注視したい場面。
すなわち、終値が+1σラインを上回るかぎり本格上昇トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを下回ると調整反落局面入りする。
終値が+2σラインを上回って以降、上方に放れた格好。
尚、「リバーサルパターン」の発生には注意して臨みたい。
「リバーサルパターン」の条件は、反落の場合、(1)1本前の安値をブレイクすること、 上昇トレンド継続のパターン 上昇トレンド継続のパターン
(2)終値が+2σラインを下回ること、の両方を満たすこと。

<<4時間足分析>>
調整反落局面と緩やかな上昇トレンド局面が併存。
すなわち、終値がセンターラインを下回るまでは、緩やかな上昇トレンド局面が続き、
終値が+2σラインを上回るまでは、調整反落局面シナリオが残る。
買いシグナル、及び、赤色スパンの順行パターンの買いサイン点灯中。

<<1時間足分析>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
カウンタートレーディングの基本戦略としては、+1σラインから+2σラインにかけて
の価格帯は戻り売りゾーン、-1σラインから-2σラインにかけての価格帯は押し目
買いゾーンとなる。
尚、トレンド発生の際の「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる、もしくは、下放れる、
2)終値が+2σラインの上方にて引ける、もしくは、-2σラインの下方にて引ける、
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言う)、
4)遅行スパンがローソク足のみならず、+-2σラインをブレイクすること、
等々。
尚、遅行スパンの「同期性」にも注目。
「遅行スパンの同期性」とは、遅行スパンの上げ下げのリズムと、ローソク足の上げ下げ
のリズムがほぼ一致すること。
買いシグナル、及び、赤色スパン陽転の順行パターンの買いサイン点灯中。

<<週足>>
調整反騰局面と緩やかな下落トレンド局面が併存中。
すなわち、終値がセンターラインを上回るまでは、緩やかな下落トレンド局面が続き、
終値が-2σラインを下回るまでは、調整反騰局面シナリオが残る。
「リバーサルパターン」が発生して以降、底堅く堅調に推移しやすい地合いと読む。
「リバーサルパターン」の条件は、反騰の場合、(1)1本前の高値をブレイクすること、
(2)終値が-2σラインを上回ること、の両方を満たすこと。

<<日足分析>>
調整反落局面。
終値がセンターラインを下回ったことで、緩やかな上昇トレンド局面シナリオが消滅。

<<4時間足分析>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。

<<1時間足分析>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、 上昇トレンド継続のパターン
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の順行パターンの売りサイン点灯中。

<<週足>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
尚、遅行スパンは、安値を付けたローソク足を通過して以降、底堅い地合い継続中。

<<日足分析>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の逆行パターンの買いサインが再点灯中。
ただし、逆行パターンの買いサイン点灯時の最終ターゲットである+2σラインに
到達済み。

<<4時間足分析>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の順行パターンの売りサイン点灯中。

<<1時間足分析>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の順行パターンの売りサイン点灯中。

<<週足>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
尚、「リバーサルパターン」が発生して以降、底堅い地合いと読む。
「リバーサルパターン」の条件は、反騰の場合、(1)1本前の高値をブレイクすること、
(2)終値が-2σラインを上回ること、の両方を満たすこと。
一方、売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の順行パターンの売りサインが点灯中。

<<日足分析>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
カウンタートレーディングの基本戦略としては、+1σラインから+2σラインにかけて
の価格帯は戻り売りゾーン、-1σラインから-2σラインにかけての価格帯は押し目
買いゾーンとなる。
尚、トレンド発生の際の「相場の放れ」の条件は、
1)遅行スパンがローソク足から上放れる、もしくは、下放れる、
2)終値が+2σラインの上方にて引ける、もしくは、-2σラインの下方にて引ける、
3)バンド幅が拡大傾向に転じる(「エクスパンション」と言う)、
4)遅行スパンがローソク足のみならず、+-2σラインをブレイクすること、
等々。

<<4時間足分析>>
レンジ局面。
目先、カウンタートレーディングを行うか、相場の放れを待ってトレンドに乗りたい場面。
売りシグナル、及び、赤色スパン陰転の逆行パターンの買いサインが点灯中。
尚、逆行パターンの買いサイン点灯時の最終ターゲットである+2σラインには
一旦ほぼ到達済み。

<<1時間足>>
本格下落トレンド局面。
終値と-1σラインとの位置関係を注視したい場面。
すなわち、終値が-1σラインを下回るかぎり本格下落トレンド局面継続となる一方、
終値が同ラインを上回ると調整反騰局面入りする。
赤色スパン陰転の逆行パターンの買いサイン点灯中。

本レポートは信頼出来ると思われる各種データに基づいて作成されていますが、当社はその正確性、信頼性、安全性を保証するものではありません。ここに示した全ての内容は、当社の現時点での判断を示しているに過ぎません。本レポートは、お客様への情報提供のみを目的としたものであり、勧誘を目的としたものではありません。本レポートにて言及されている投資やサービスはお客様に適切なものであるとは限りません。当社は、本レポートの論旨と一致しない他のレポートを発行している、或いは今後発行する場合があります。本レポートの利用に際してはお客様ご自身でご判断下さいますようお願い申し上げます。当社は、本レポートの利用に起因するお客様の直接的または間接的損失及び損害について一切の賠償に応じません。本レポートは当社の著作物であり、著作権法により保護されております。当社事前の承諾なく、本資料の全部もしくは一部を引用または複製、転送等により使用することを禁じます。Copyright Wakabayashi FX Associates Co., Ltd. All rights reserved.

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる